病院では耐薬品性の家具を使おう

病院などの場所では、衛生面に非常に気を配られた場所づくりがされています。

様々な病気の人がランダムに訪れるのに加えて、乳幼児からお年寄りまで身体の弱い人も安心して利用できる場所である必要性が高いからです。

そのため、待合室や診察室の家具などにも、実に多くの配慮がされています。

病院の待合室や診察室は、少し見慣れない色の家具が置いてあることが多いです。

普通の家庭で使う木製家具やパイプ椅子のようなものではなく、ソファの生地や診察室の椅子などは特殊なものが使われています。

家具に被せてある布は、ただ見た目で選ばれたものではなく機能性で選ばれており、だから病院独特の家具なのです。

どのような機能性かというと、抗菌であったり耐薬品性の機能がついたものになります。

病気の人が持ち込んだ菌などで他の人が感染してしまうことのないように菌に強い生地になっていたり、薬品が家具に付いてしまった時に溶けたりしないよう薬品への耐久性の高いものが使用されています。

また、埃がたまりにくい形状のものを選ぶことで喘息の人が訪れた時にも安心だったり、すぐにアルコール除菌シートで拭き取りいつも清潔に保てるような耐アルコール性の機能も重要視されています。

そういった様々な配慮がされていることで、みんなが安心して通える病院となり、信頼感が生まれていると言えます。

多くの人が使う施設だからこそ、常に清潔に保てる家具を使い、掃除しやすくしておくことが大事です。

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